単品突破型チラシ

チラシというのはほっておくとどんどんアイテム数が増える傾向がある。とりわけチェーンストアにその傾向が強い。何故ならば、バイヤー、または店舗側から売りたい商品を載せて欲しいという要望がひっきりなしにくるからだ。反則担当者は本来商品を絞りたいのであるが、それがなかなかできないのが現状だ。ゆえにチェーンストアのチラシというのは特徴がないチラシになりがちである。

80年代、90年代前半まではそのような品揃え型チラシでよかった、事実、アイテムMDチラシと言って商品写真を米粒大まで小さくし、やたら商品点数の多いチラシを提案していた。あらゆる業界でほぼ100%このチラシが当たり、よく売れたものだった。

ところが90年代の中頃あたりからこのチラシの反応が落ちてきた。バブル崩壊以降、価格訴求が目立つようになり、さらには2000年代に於いては品揃え型が全く当たらなくなってきた。しかし、未だに世の中のチラシは品揃え型が多い。特徴のないチラシは誰も見向きもしないのに。お客様の望んでいるのはもはや総合性ではない。なんとなく豊富というものに魅力を感じなくなっているのだ。むしろ、突出した独自性を要求しているのである。

そこで今注目しているのが単品突破型チラシだ。これは店舗で売るべき主力商品のみに絞ったチラシであり、単品で他店を圧倒的に突出しているとことからそう名付けた。ゆえにチラシではその商品しか載せないのである。