変化を加えるアクセント

  • 単調な紙面に変化を加えるアクセント

レイアウト全体に対して、一部だけに祭を加え、強調するのがアクセントです。デザインにおけるスパイスの役割で味付けの重要な要素になります。

  • アクセントを加える意味

配置された要素の一部に祭を加えて強調するのがアクセントです。例えば、きちんと整えられたシンメトリーのレイアウトはフォーマルで安定感があるものの、単調で面白味に欠ける印象にもなりがちです。そこで、ワンポイントとしてアクセントを加えることで、変化が生じて生き生きとしたレイアウトにすることができます。

アクセントは要素を差別化したいときにも有効です。商品カタログのように一定のルールで同じように複数の要素を配置する場合、平均化されてしまい、どれも同じような印象になります。そこで、特に強調したいものに変化を加えることでアクセントになり、他の要素と差別化が図れます。さらに、アクセントは視線誘導にも有効です。例えばモノクロ写真の一部分だけカラーにすると、差別化が図られ、その部分に視線を誘導さえることができます。

  • アクセントの注意点

アクセントは大きな意味を持つ場合があります。前述のようにモノクロ写真の一部をカラー化したり、文字の一部にアクセントを加えた場合などは、変化させた部分には特別な意味が生じます。このため、本来の意味がゆがまないように、注意しましょう。

また、アクセントはただ追加すればよいというものではありません。全体の中でどのくらいの祭を持たせるのが適切かを常に意識して、バランスが崩れないように、変化させる要素の数や変化の強さを調節します。料理にたとえればスパイスを使いすぎると、全体がまとまらずに散漫な味になってしまうのと同じです。