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分類を示す

要素を自由に配置すると、レイアウ トが楽しい雰囲気になっていきます。ただし、情報が伝わりにくくなりがちなので、分類がわかるように 配置しましょう。

  • 情報整理は重要

レイアウトとは限られた紙面 の中へ、必要なテキストやビジュア ルといった要素を配置することです。ここで一番重要な点は「分かりやすさ」です。 分かりやすさとは、 どれだけ情報が整理されているか に掛かっています。パッと見ただけでも一番大事な要素は何か、 重要な要素は何かといった情報の 優先順位をはっきり示しながら視 線を次にどこへ向けてもらうか、適 切に誘導しなければなりません。 またどのような情報がどれくらいあ るかなど、全体が瞬時に俯瞰できることも重要です。

  • ユニット化で分類を示す

複数の情 報を分かりやすく見せるためには 分類することが重要です。一番シ ンプルなのは、見る人が混乱しな いように、それぞれの要素を囲み で分類する方法です。 レポートや 報告書のような事務的な書類の場 合はこれで十分に分かりやすくなり ます。しかしポスターや雑誌などで 可愛い、や、落ち着いた、といった イメージも伝えたいような場合は、 囲みによる分類は味気なく見えて しまうこともあります。 囲みを避け たい場合の手段の一つが配置の ユニット化によるグルーピングで す。同じ要素の繰り返しにすることで、一つのユニットが意味のまとま りとして見えるため、これを利用して分類を示せます。 囲みによる明 示的な区切り線がないため、すっ きりとした印象を与えられます。 た だし、同じ配置の繰り返しになるた め、カタログのように堅苦しい印象 になることもあります。シンメトリーでの繰り返しにする などの工夫も有効です。

  • 自由なレイアウトで分 類を示す

紙 面を縦横無尽に使った自由なレイ アウトほど楽しい雰囲気になりま す。しかし、十分な配慮がないとご ちゃついた印象になり、分類を伝えるのが難しくなります。 自由なレイアウトで分類を分かりやすく示すに は、まず十分なスペースを確保す ることが重要です。隣接した狭い間 隔は情報が関連することを意味 し、広い間隔は別の情報と区別す ることを意味します。 次に共通す るルールを作ります。ただし、拘束力が強いルールにすると自由で楽 しい雰囲気にならないため、テキス トやアイキャッチの装飾に共通の ルールを設けるなど、拘束力の弱 いルールにとどめます。 作例で は、角版の写真と円形の写真の組 み合わせというルールも設けてい ます。角版の写真は直線部分があ るのでラインを意識させますが、円 形の写真は自由でソフトな印象に なります。また、円は視覚より視線 を誘導する働きが強いため、分か りやすく分類しながら躍動感も生み 出せます。

  • 色を 活用して分類を示す。

分類を分かりやすく示したいときは、色を活用す るのも効果的です。特にランダム なレイアウトでは、配置が複雑にな るケースがあります。紙面に十 分なスペースがないときは分類したい項目が入り組んでカテゴリー が分かりにくくなります。 そこで色 を分類に使います。カテゴリーごと にテーマカラーを決めて、背景や 見出し、アイキャッチなどに使用し ます。 作例のような季節による分 類の場合、春らしい色、夏らしい色 といったイメージが一般的に定着し ています。これを利用することで、 さらに見る人にイメージを伝えやす くなります。また、紙面に色が追加 されるので、華やかで楽しい雰囲 気になります。 しかし、色を活用し た分類の場合は、お互いの色が明 確に区別できるように注意しなけ ればなりません。分類の数が多く なると、色の差が曖昧になってしま うので、スペースを空けるなど、他 の方法を組み合わせて分類を示す 必要が有ります。

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